少しずつ暖かくなってきたこのごろ。春らしい曲を中心に録音しました。ピアノ伴奏も美しいものばかりです、是非お聴きください。
〈ピアノ弾き歌い〉こんこんクシャンのうた
マスクをした動物たちが順番にくしゃみをする可愛らしい歌です。
動物になりきって歌うのも楽しいでしょう。
「コンコンコンコンクシャ〜ン!」の部分は自由な音程で歌って大丈夫です。
〈ピアノ弾き歌い〉春よ来い
「おんもへ でたい みいちゃん」と「はよ咲きたい 桃」、春の麗かさを待ちに待っている2人(?)の柔らかな情景が浮かびます。
伴奏の和音の移り変わりも美しい。古い曲ですが珠玉の一品だと思います。
〈ピアノ弾き歌い〉どこかで春が
春の音が、どこからかきこえてくる。春の訪れを感じる ー 1つ1つはとても小さな出来事だが、どこからか春が生まれている。身近な春の訪れに耳を澄ましたくなる。
中声(メゾソプラノあたり)中心のメロディーも柔らかく美しい。(好き)
3番はメロディーが変わり、音も高くなる。テンポを少し落として歌詞の通りに。風に吹かれているつもりで気持ちよく伸び伸び歌いたいです。
〈ピアノ弾き歌い〉春が来た
言わずと知れた名曲ですね。あちらこちらで春爛漫、シンプルで明るい曲です。
〈ピアノ弾き歌い〉富士山
関東へ越してきてからやっと『富士山』という存在の大きさを知りました。今までは西寄りの人生だったので富士山という存在に何一つピンと来ていませんでした。
「日本一高いからなんなん?」
対称に美しく広がる裾野、夕焼けに映し出される真っ黒な影、晴天にそびえる雪の冠。どれをとっても本当に美しく雄大なんですよね。
〈ピアノ弾き歌い〉早春賦
有名な中田喜直のお父様です。……という言い方だとなんだか失礼な感じですが、お父様も素敵な曲を作っております。春の歌なのにどうして雪?と思ったのですが、まだ雪があるくらい(長野の情景を描いている)だが、少し春を感じられ、そして春を待ち侘びる歌なんですね。流れるような伴奏が素敵な曲です。前奏でピアノがメロディーを奏で、歌へつながっていく、好きなタイプの前奏です。歌で入ってくるとき、ゾクっ!としませんか?えっ?しませんか。
〈ピアノ弾き歌い〉こいのぼり
作詞者の近藤宮子さんは近年まで作詞者と認められていなかった、という凄まじい事実付きの曲です。こんなにのどかな曲なのに……。やはり大戦を挟むと様々な分野において混乱は避けられないのでしょうが……
最近はすっかり鯉のぼりも見かけなくなりましたが、並んで泳いでいる様子に出会うと、やっぱりこの歌を歌ってしまいますよね。