難易度について

当HPに記載されている曲には難易度を設定しています。

難易度については出版社で定めているもの、ここのような個人サイトに記載されたものなど、色々とあります。

当サイトでは
①楽譜そのものを検討
②自身の(過去の)演奏経験
③実際に演奏
④その曲に取り組んだ生徒の様子
⑤出版社から公的に公表されている難易度
など、内容を総合的に確認した上で難易度を設定しています。どうぞ曲選びのごお供にご利用いただければ幸いです。

参考までに、技術的にどんなことが出来たらどれくらいの難易度なのか、という目安を【主な内容・目安】欄に例を記載しています。

よく見る例として「バイエル程度」「ブルグミュラー程度」「ソナチネ程度」という表現がありますが、現代は教本も多様になっており少し物足りなさを感じているため、もう少し範囲を広げて【主な教本・作品集】欄にそのレベルに該当する曲集を記載しています。併用する曲集・テクニック本の参考にも。

【難易度の順番】
入門1<入門2<初級1<初級2<中級1<中級2<上級1<上級2
各レベルは2段階に分けています。

難易度主な内容・目安主な教本・作品集

1・片手演奏
・両手でメロディーを受け渡す
・両手奏(ユニゾン)
バーナム ピアノテクニック ミニブック
・うたとピアノの絵本①みぎて/呉暁
・うたとピアノの絵本②ひだりて/呉暁
・みんなのオルガン・ピアノの本 1
ラーニング・トゥ・プレイ・1
トンプソン 小さな手のためのピアノ教本
グローバーピアノ教本導入編
ピアノランド①/樹原涼子
ミクロコスモス1/バルトーク
2・簡単な伴奏(単音・重音など)
・左右の手指の独立を目指す
バーナム ピアノテクニック 導入書
・みんなのオルガン・ピアノの本 1
ラーニング・トゥ・プレイ・2
ピアノランド②/樹原涼子
トンプソン 現代ピアノ教本 1
グローバーピアノ教本vol.1
グローバーピアノ教本vol.2
ミクロコスモス2/バルトーク
おとなのためのピアノ教本 1/橋本晃一
はじめてのギロック

1・音域が拡がる
・調号が増える
・伴奏形が少し複雑に(分散和音・和音など)
・みんなのオルガン・ピアノの本2
・みんなのオルガン・ピアノの本3
ラーニング・トゥ・プレイ・3
・ピアノランド③/樹原涼子
トンプソン 現代ピアノ教本 2
・グローバーピアノ教本vol.3
ミクロコスモス3/バルトーク
24の小品集 Op.39/カバレフスキー
2・2声導入
・左手、右手がほぼ平等に使え、独立している
・基本的なリズムや記号には概ね対応できる
・どの音域でも概ね問題なく読める/弾ける
・臨時記号に対応できる
ツェルニー(チェルニー) 100番
・みんなのオルガン・ピアノの本4
ラーニング・トゥ・プレイ・4
ミクロコスモス4/バルトーク
25の練習曲/ブルグミュラー
インヴェンション/J.S.バッハ
こどものための音楽 Op.65/プロコフィエフ

1・2声
・3声導入
・複雑なリズム、変拍子に対応できる
・速いパッセージを演奏できる
・ツェルニー(チェルニー) 30番
ミクロコスモス5/バルトーク
シンフォニア(3声のインヴェンション)/J.S.バッハ
お菓子の世界/湯山昭
抒情小曲集/グリーグ
・ソナチネ アルバム 1
2・3声
・4声導入
・ツェルニー(チェルニー) 40番
・ピッシュナ 60の技巧練習曲
ミクロコスモス6/バルトーク
平均律クラヴィーア曲集 第1巻/J.S.バッハ
・平均律クラヴィーア曲集 第2巻/J.S.バッハ
抒情小曲集/グリーグ

1・いわゆる「難曲」
・まだ頑張れる。
・中級までの曲を確実にこなせる方向け
・ツェルニー(チェルニー) 50番
・60の練習曲/クラマー=ビューロー
・15の練習曲/モシュコフスキ
2・超難曲。
・一周回ってもはや趣味。
・51の練習曲/ブラームス