J.S.バッハ

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ヨハン・セバスティアン・バッハ
Johann Sebastian Bach
1685-1750

1685年、ドイツ・アイゼナハ生まれ。バッハ家は200年にわたって50人以上の音楽家を輩出した大家系である。子供の頃から合奏団や聖歌隊のメンバーとして活動し、のちにオルガニストの職に就いた。オルガニストとして各地を転々とする傍ら、さまざまなジャンルで優れた曲を多く残している。「バロックと言えばバッハ」のようなイメージも強いだろうが、実際彼が活躍したのは古典派音楽がすでに現れ始めているバロック時代の終わりの方である。
現代の特A級の有名度合から考えると全く想像がつかないが、死後しばらくは脚光を浴びることがなかったバッハ。18世紀で「バッハ」と言えば息子のエマヌエルやクリスティアンを指したくらいである。モーツァルトやベートーヴェンを始めとした音楽家たちの間では学ばれていたが、時代が進み音楽様式が変遷したこともあり、出版されることはほとんどなく一般的には忘れられた作曲家となっていた。19世紀に入って、メンデルスゾーンが《マタイ受難曲》の復活演奏(1829年)を行ったことにより再び注目を浴び再評価されることになり、今のバッハ像に至るのである。代表曲は〈トッカータとフーガ ニ短調〉〈平均律クラヴィーア曲集〉〈ゴルドベルク変奏曲〉〈ヴァイオリンのための無伴奏パルティータ〉など。音楽室に飾ってある肖像画ランキング1位。


【Q.“BWV”って何?】
A.“Bach-Werke-Verzeichnis(バッハ作品目録)“の略。1950年、ヴォルフガング・シュミーダー Wolfgang Schmieder により提唱される。グローバル・スタンダードでBWVが採用されているの、シュミーダーかなりすごいぞ。ちなみにこの番号は作曲順ではなくジャンル・カテゴリ別に振られた整理番号である。
【Q.好きな曲は?】
mezzopiano)〈シンフォニア第12番BWV798〉〈平均律クラヴィーア曲集第1巻第13番BWV858〉〈イタリア協奏曲BWV971〉〈羊は安らかに草を食む(カンタータBWV208より。E.ペトリ編)〉〈ガヴォット(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番BWV1006より。ラフマニノフ編)〉原曲も良いね。ピアノ版もヴァイオリン版も両方弾けるようになりたい。
suketto)〈平均律クラヴィーア曲集第1巻第7番BWV852・第9番BWV854・第13番BWV858〉〈平均律クラヴィーア曲集第2巻2番BWV871・第22番BWV891〉
mezzo)平均律1巻の13番が被った!!…平均律以外はないん?
suke)平均律以外よく知らん。(笑)

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|参考文献・サイト

〈文献〉

  • バッハ インヴェンションとシンフォニーア/市田儀一郎
  • バッハの装飾音/W.エマリ(東川清一訳)
  • 西洋音楽史/岡田暁生

〈webサイト〉